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銀行の窓口でNISAを始めてはいけない理由【ネット証券と正直に比較】
増やす公開:2026-05-267分で読めます

銀行の窓口でNISAを始めてはいけない理由【ネット証券と正直に比較】

銀行窓口でNISAを始めると、手数料が高い商品しか勧められません。ネット証券なら年0.1%以下の低コストファンドで運用できます。利益相反の仕組みを医師が正直に解説します。

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📈この記事のポイント

  1. 1銀行窓口の投資信託は手数料1〜3%が当たり前。ネット証券は0.1%以下
  2. 2銀行員は「手数料が高い商品」を売る構造的インセンティブがある
  3. 3SBI証券・楽天証券なら口座開設無料・低コストファンドが豊富

「近所の銀行に相談したら、NISAの口座を作りましょうと言われた」——この流れで始めた方が損をしている現実を、正直に書きます。

銀行の窓口でNISAを始めることを、私はおすすめしません。理由は単純で、構造的な利益相反が存在するからです。医療で言えば、製薬会社から報酬をもらっている医師が薬を処方するようなもの。患者の利益より、自分の収益を優先するリスクがあります。

銀行窓口とネット証券の手数料比較

まず数字で見てください。投資信託には「信託報酬」という年間コストがかかります。

項目 銀行窓口 ネット証券(SBI等)
購入手数料 1〜3%(購入時) 0円(ノーロード)
信託報酬(年率) 1〜2%前後 0.05〜0.2%程度
選べる商品 限られた自行取扱商品 数百〜数千本

手数料の差が30年でどれほど影響するか

「0.1%と1.5%の差なんて大したことない」と思うかもしれません。しかし複利の力はすさまじい。

月3万円を30年間積み立て、年率5%の運用益が出た場合の試算:

  • 信託報酬0.1%(ネット証券):最終資産 約2,400万円
  • 信託報酬1.5%(銀行窓口商品):最終資産 約2,000万円

差額は約400万円。これが「手数料の差」の現実です。なお、この試算は一例であり、実際の運用結果を保証するものではありません。

なぜ銀行は手数料の高い商品を売るのか

銀行員を責めているのではありません。構造の問題です。

銀行は投資信託を販売することで、販売手数料と信託報酬の一部(代行手数料)を受け取ります。手数料が高い商品ほど、銀行の収益になります。つまり、銀行員が「この商品がいいですよ」と言う時、その商品は銀行にとって都合がいい商品である可能性が高いのです。医療で言えば、特定の製薬会社のMRが「うちの薬が一番効きます」と言うようなもの。参考情報にはなりますが、そのまま信じるのは危険です。

ネット証券(SBI証券)で始める手順

最初に選ぶ商品は一択でOKです。

  1. SBI証券のサイトで口座開設を申し込む(無料・10分程度)
  2. 本人確認書類(マイナンバーカードなど)を提出
  3. 審査完了後(数日)、NISAの「つみたて投資枠」を選択
  4. 「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を検索して積立設定
  5. 月額と引き落とし日を設定して完了

⚠️ ネット証券でのNISAをおすすめしない人

  • ・スマートフォンやパソコンの操作に強い不安がある方
  • ・まだ生活費3ヶ月分の現金貯蓄が用意できていない方
  • ・借金(カードローン・消費者金融)が残っている方
  • ・誰かに直接説明してもらわないと不安が解消しない方

ネット証券が使いづらい場合でも、銀行で勧められた商品をそのまま買う前に、商品名と信託報酬率を必ず調べてください。

まず無料でできること

  • SBI証券のサイトで商品を「見るだけ」する:口座なしで商品一覧・手数料を確認できます
  • 今持っている投資信託の信託報酬を調べる:銀行で既に買っている方は、目論見書を確認。1%超えていたら見直しの余地があります
  • 金融庁の比較ツールを使う:「金融商品比較サイト」で同種ファンドのコスト比較が無料でできます

✅ ネット証券に移行する前の確認リスト

  • □ 今持っている投資信託の信託報酬率を確認した
  • □ スマートフォンまたはパソコンでSBI証券のサイトを開いた
  • □ マイナンバーカード(または運転免許証)が手元にある
  • □ 銀行のNISA口座は「廃止」してからでないとネット証券でNISA口座を開けないことを理解している
  • □ 移行する余裕がなければ、まず「新規購入だけ止める」という選択肢もある

結論:銀行は貯蓄、投資はネット証券

銀行は安全に預金を管理する場所として優れています。しかし投資は別の話。手数料が10〜30倍違う環境で同じ成果を出そうというのは、マラソンで重りを背負って走るようなものです。

ネット証券への移行は難しくありません。一度設定すれば、あとは自動で動き続けます。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。

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SBI証券
信託報酬0.05%〜の低コストファンドが揃う証券会社
おすすめできる人
  • 銀行窓口のNISAから乗り換えを検討している方
  • 低コストのインデックスファンドで積立を始めたい方
  • スマホで手軽に口座管理したい方
おすすめしない人
  • すでに他社でNISA口座を持っている方(同年内の変更は不可)
  • 銀行窓口での対面説明が必要な方
代替案:楽天証券(楽天カード積立でポイントを貯めたい方向け)
注意点
  • 投資元本は保証されません
  • 商品・運用成果は自己判断・自己責任でお願いします

銀行窓口と比べて年間コストが10〜30倍違います。早く移行するほど長期的なコスト差が小さくなります。

申し込む前に確認すること

  • 今の自分に本当に必要か
  • 年会費・手数料はあるか
  • 解約・変更は簡単か
  • 他の選択肢と比べたか

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参考・出典

金融庁「NISA特設ウェブサイト」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.html
金融庁「投資信託の手数料等に関する基礎知識」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html
#NISA#SBI証券#銀行#手数料#投資信託

🙋 この記事を読んでも、行動しなくていい人

  • すでに他社でNISA口座を持っている方(同年内の変更は不可)
  • 銀行窓口での対面説明が必要な方

無理に行動しなくても大丈夫です。自分のペースで、必要なときに戻ってきてください。

※本記事の情報は執筆時点のものです。制度・数値・サービス内容等は変更される場合があります。最終的なご判断はご自身でお願いします。