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新NISAつみたて投資枠|投資信託の選び方ガイド
増やす公開:2026-05-06最終更新:2026-07-268分で読めます

新NISAつみたて投資枠|投資信託の選び方ガイド

新NISAを始めようとしたとき「どのファンドを選べばいいかわからない」という方へ。失敗しない選び方の基準を解説します。

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📈この記事のポイント

  1. 1インデックスファンドを選ぶのが初心者の鉄則
  2. 2「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」が初心者に最もおすすめ
  3. 3信託報酬(手数料)が安いファンドを選ぶことが長期投資の鍵

結論:初心者は「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」一本から始めれば十分

新NISAで投資信託を選ぼうとすると,何百種類ものファンドが並んでいて頭が痛くなりますよね。でも安心してください。初心者が選ぶべきファンドはほぼ決まっています。迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」の一択です。

この記事では,なぜそれが最適なのかを根拠と共に説明します。

ファンド選びの3原則

① インデックスファンドを選ぶ(アクティブは不要)

投資信託には2種類あります。

種類仕組み手数料長期実績
インデックスファンド市場全体に連動(日経平均・S&P500など)低い(0.05〜0.2%)長期では多くのアクティブに勝る
アクティブファンド専門家が銘柄を選んで運用高い(1〜2%以上)長期では市場平均を下回ることが多い

S&P500に連動するインデックスファンドに10〜20年投資し続けた場合,多くのアクティブファンドよりも良い成績になることが複数の研究で示されています。初心者はインデックスファンド一択です。

② 信託報酬(年間コスト)が0.2%以下のものを選ぶ

信託報酬とは,ファンドを保有しているだけで毎年かかるコストです。

  • 100万円を10年保有した場合:信託報酬0.1% → 約10,050円,信託報酬1% → 約95,100円
  • 長期投資では,コストの差が複利で積み重なり,最終的なリターンに大きく影響します

目安:信託報酬0.2%以下を選ぶ。1%を超えるファンドは初心者には不向きです。

③ 全世界株式か米国株式インデックスを選ぶ

  • 全世界株式(オルカン):世界47か国・約3,000銘柄に自動分散。「どこが成長するかわからない」なら全世界が最も合理的
  • 米国株式(S&P500):米国の大企業500社に集中投資。過去10〜20年の実績は高いが,米国集中リスクがある

具体的におすすめのファンド3本

ファンド名投資対象信託報酬(年)特徴
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)全世界約3,000銘柄0.05775%最も分散,初心者の最有力候補
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国大企業500社0.09372%過去実績が高い,米国集中型
楽天・オールカントリー株式インデックスファンド全世界約3,000銘柄0.0561%楽天証券ユーザー向け・やや低コスト

※信託報酬は2026年5月時点。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

「オルカン vs S&P500」どちらを選ぶべきか

よく聞かれる質問に正直にお答えします。

  • 迷ったらオルカン(全世界株式):米国・欧州・新興国など世界中に分散。どこかが下がっても他でカバーされる安心感がある
  • 「米国の成長を信じたい」ならS&P500:過去10年の実績はS&P500が高い傾向。ただし米国経済に依存するリスクがある
  • 両方でもOK:つみたて投資枠でオルカン,成長投資枠でS&P500というようにわけて使う人もいる

毎月いくら積み立てればいい?

新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月最大10万円)まで。最初は無理せず,月1,000円〜3万円からスタートがおすすめです。

積立額(月)10年後(年利5%)20年後(年利5%)
1万円約156万円約411万円
3万円約467万円約1,233万円
5万円約779万円約2,055万円

※年利5%複利の参考値。元本割れのリスクがあります。将来の運用成果を保証するものではありません。

やってはいけないこと:よくある失敗

  • テーマ型・流行りのファンドを買う:「AIテーマ」「半導体特化」など流行りのテーマ型ファンドは,信託報酬が高く,ブームが去ると大きく下がることが多い
  • 相場が下がったら売ってしまう:インデックス積立は「下がったときほど多く買える」仕組み(ドルコスト平均法)。一時的な下落で売ると,長期的には損になることが多い
  • 毎日チェックして一喜一憂する:積立設定が完了したら,基本的には放置が正解。毎日確認すると感情的な判断につながりやすい

おすすめしない人

  • 元本割れが絶対に許容できない方:投資信託は値動きがあり,元本割れのリスクがあります。余裕資金以外は投資しないでください
  • 3〜5年以内に使う予定のお金がある方:短期間では値動きの影響を大きく受けます。確定した支出(住宅・教育費)には,安全な預金を使ってください
  • 高金利の借金がある方:投資の期待リターン(年5〜7%)より高い利率の借金は,先に返済を優先してください

Team RESPECTからのひとこと

医学研究者・医師の立場から言うと,「最も合理的な選択は,証拠に基づいた最もシンプルなもの」です。投資も同様で,コストが低く分散された「eMAXIS Slim オルカン」を毎月コツコツ積み立てるというシンプルな戦略が,長期的には最も再現性が高いと考えています。複雑なことをしなくていい,というのが一番のメッセージです。

まとめ

  • インデックスファンド・信託報酬0.2%以下・全世界or米国株式の3原則で選ぶ
  • 迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」一択で問題なし
  • 月1,000円からでも積立設定して「自動で動く仕組み」を作ることが重要
  • テーマ型ファンドや下落時の売却が最大の失敗パターン
  • 元本割れのリスクあり。余裕資金と生活防衛資金の確保が前提

分配金「あり・なし」はどちらを選ぶ?

結論は「なし(再投資型)」です。分配金を受け取るたびに複利の効果が途切れてしまうため,長期の資産形成では分配金を出さずに内部で再投資してくれるタイプが有利です。毎月分配型は特に,元本を取り崩して分配金を出している場合があるため,NISAでの長期投資には向きません。

高値づかみが怖い人へ——ドルコスト平均法

毎月定額で買い続けると,価格が高い月には少なく,安い月には多く買うことになり,平均取得単価が自動的にならされます。これがドルコスト平均法で,つみたて投資の心臓部です。「今は高いかも」というタイミングの悩みから解放されるのが最大の利点なので,買う時期を当てようとせず,淡々と定額積立を続けるのが正解です。

積立はなぜ増える?——複利という追い風

積立投資が長期で増えやすい理由は2つあります。ひとつは世界経済の成長に乗ること。もうひとつが複利——運用で得た利益がさらに利益を生む仕組みです。分配金を出さない再投資型のファンドなら,この複利が自動で働き続けます。だからこそ本記事で解説した「再投資型・低コスト・長期」の3点セットが,ファンド選びの土台になるのです。

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参考:おすすめしない場合

  • 生活防衛費(生活費3〜6ヶ月分)がまだ貯まっていない方
  • 数年以内に使う予定のあるお金を投資しようとしている方
  • 値動きで夜眠れなくなりそうな方(まず少額から)

代替案:SBI証券(楽天経済圏を使わない方・投資信託の品揃え最多)

参考:注意点

  • 投資元本は保証されません
  • 商品・運用成果は自己判断・自己責任でお願いします

参考・出典

SBI証券 公式サイト https://www.sbisec.co.jp
楽天証券 公式サイト https://www.rakuten-sec.co.jp
#新NISA#つみたてNISA#投資信託#インデックス#オルカン

🙋 この記事を読んでも,行動しなくていい人

  • 生活防衛費(生活費3〜6ヶ月分)がまだ貯まっていない方
  • 数年以内に使う予定のあるお金を投資しようとしている方
  • 値動きで夜眠れなくなりそうな方(まず少額から)

無理に行動しなくても大丈夫です。自分のペースで,必要なときに戻ってきてください。

🖋 この記事の執筆・確認体制

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Team RESPECT医療関係者・医学研究者チーム

30年以上の大学での研究・臨床・教育経験を持つメンバーを含む運営チームが,公的機関のデータ・一次情報に基づいて執筆し,公開前に内容を確認しています。広告の掲載有無が記事の結論に影響しない編集方針をとっています。

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