
NISAを始めたいけど怖い人へ|「怖い」の正体と安全な始め方
NISAが怖いと感じる人の「怖い」の正体を分解し、正しく理解すれば怖くないことを解説。100円から始められること、元本割れリスクの本質、何もしないことのリスクをわかりやすく伝えます。
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📈この記事のポイント
- 1「NISAが怖い」の正体は3つ:元本割れ・制度への不信感・手続きの複雑さ——どれも正しく理解すれば解消できる
- 2100円から始められて、積立停止もいつでも可能。損をしても元本ゼロになる可能性は非常に低い
- 3「何もしない」ことにもリスクがある——インフレで現金の価値は少しずつ目減りする
「NISAが怖い」と感じる気持ちは正常です
「損するかもしれない」「難しそう」「詐欺かもしれない」——NISAに対してこうした不安を感じているなら、それは正常な反応です。知らないものを怖く感じるのは、自分を守る本能的な行動です。
ただ、その「怖さ」の正体をよく見ると、ほとんどが「正しい情報を知ればなくなる怖さ」です。この記事では、3つの「怖い」の正体を分解して、安全な始め方を一緒に整理します。
⚠️ この記事を読まなくていい人
- ・ 2〜3年以内に使う予定のお金がある方(投資ではなく現金で保管してください)
- ・ 生活防衛資金(3〜6ヶ月分の生活費)がまだない方(まずそちらを確保してください)
- ・ すでに他社でNISA口座を持っている方(1人1口座のみです)
「怖い」の正体①:元本割れ
「投資したお金が減るかもしれない」——これは本当のことです。投資には元本保証はありません。
ただし、正しく理解してほしいのは:
- 長期(15〜20年以上)で見ると、全世界株式インデックスはほぼ右肩上がりを続けてきた歴史がある
- 元本がゼロになるのは、投資先の全世界の会社が全部倒産するとき——現実的にほぼ起きないシナリオ
- 一時的な下落は必ずある。でも「積み立てをやめなければ」それは回復のチャンス
重要なのは、「2〜3年以内に使う予定のお金」は投資しないこと。10〜20年以上使わないお金を少しずつ積み立てるのがNISAの本来の使い方です。
「怖い」の正体②:制度への不信感
「NISAって怪しくない?」「政府に騙されてる?」という不安もよく聞きます。
NISAは金融庁が運営する国の制度です。投資信託の利益(配当・売却益)が通常20.315%課税されるところ、NISA口座内での運用なら非課税になる制度です。政府が国民に「NISA口座を使って老後の資産形成をしてほしい」という意図で作った制度で、これ自体に詐欺の要素はありません。
ただし、NISAを使った「投資詐欺」は存在します。「NISAで確実に2倍になる」「絶対に損しない」などの言葉は全て詐欺のサインです。NISAはあくまで「非課税の器」——中に何を入れるかが重要です。
「怖い」の正体③:手続きの複雑さ
「証券会社の口座開設が難しそう」「設定が複雑そう」——これは2〜3年前と比べてかなり改善されています。
SBI証券を例にすると:
- スマートフォンとマイナンバーカードがあれば、オンラインで口座開設の申し込みができる
- 審査は通常1〜3営業日
- 積立設定は商品と金額を選んで「申込」を押すだけ
- 月100円から始められる
難しいのは「何を買うか」という選択ですが、迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」一択で十分です。
「何もしない」ことにもリスクがある
NISAを怖く感じて「やっぱりやめる」という選択は、リスクゼロではありません。
日本は今後も緩やかなインフレが続くと見込まれています。10年後に1,000万円の現金を持っていても、買えるものが今より少なくなっているかもしれません。
「投資のリスク」を怖く感じる一方で、「現金のまま持ち続けるリスク(インフレリスク)」も同じくらい考えるべきです。
安全な始め方
- まず生活防衛資金を確保する:月の生活費の3〜6ヶ月分を銀行に確保してからNISAを始める
- NISA口座を開設する(口座開設だけなら無料):口座を作るだけなら費用はゼロ。持っているだけで損はしない
- 月100円から積立を始める:最初は少額で。慣れたら金額を増やせる
- 商品は「eMAXIS Slim 全世界株式」だけでOK:迷わない・考えすぎない
- 相場を毎日見ない:月次か年次で見るだけで十分
📚 この記事を書くにあたって参考にした本
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まとめ
- 「NISAが怖い」の正体は元本割れ・制度不信・手続き複雑さの3つ——どれも正しく理解すれば怖くない
- 長期(15〜20年以上)の積立は、全世界株式インデックスの歴史から見て合理的な選択
- 「何もしない」にも現金の価値が目減りするインフレリスクがある
- まず口座開設だけしておく——100円からいつでも始められる
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NISA口座をどこで開くか迷ったら、SBI証券と楽天証券の違いを確認してください。あなたの状況に合った選択の基準をわかりやすく解説しています。
→ 銀行窓口とネット証券の違い|同じNISAでも手数料が10倍以上違うまずひと言
NISAは難しく考えなくて大丈夫です。口座を作るだけなら無料で,持っているだけで損をすることはありません。
こんな方に向いています
- ✓NISAが怖くて始められていない方
- ✓生活防衛資金(3〜6ヶ月分)が確保できている方
- ✓10年以上先の老後資金を積み立てたい方
こんな方にはおすすめしません
- ⚠2〜3年以内に使う予定のお金がある方
- ⚠すでに他社でNISA口座を持っている方(1人1口座のみ)
- ⚠生活防衛資金がまだない方(まず3〜6ヶ月分の現金確保を)
まず無料でできること
- →金融庁の「つみたてNISAの概要」を読む(無料)
- →SBI証券のシミュレーターで積立額の試算だけしてみる
- →家計の生活防衛資金(3ヶ月分)を先に確認する
申し込む前に確認を
- □生活費3〜6ヶ月分の現金は確保できているか
- □2〜3年以内に使う予定のお金を投資しようとしていないか
- □すでに他社でNISA口座を持っていないか
それでも迷っている方へ
まず口座だけ開設してみましょう。積立額は月100円からでもOKです。開設後にじっくり考えればいい——その余裕がNISAにはあります。
- ✓NISAが怖くて始められていない方
- ✓生活防衛資金(3〜6ヶ月分)が確保できている方
- ✓10年以上先の老後資金を積み立てたい方
- ✕2〜3年以内に使う予定のお金がある方
- ✕すでに他社でNISA口座を持っている方(1人1口座のみ)
- ✕生活防衛資金がまだない方(まず3〜6ヶ月分の現金確保を)
- ・投資元本は保証されません
- ・商品・運用成果は自己判断・自己責任でお願いします
「怖い」と思っているうちに年が変わるとNISAの非課税枠が消えていきます。まず口座だけ作っておけば,積立は後からいつでも始められます。口座開設は無料です。
申し込む前に確認すること
- 今の自分に本当に必要か
- 年会費・手数料はあるか
- 解約・変更は簡単か
- 他の選択肢と比べたか
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参考・出典
シリーズで読む
NISA・投資の不安シリーズ
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🙋 この記事を読んでも、行動しなくていい人
- ✕2〜3年以内に使う予定のお金がある方
- ✕すでに他社でNISA口座を持っている方(1人1口座のみ)
- ✕生活防衛資金がまだない方(まず3〜6ヶ月分の現金確保を)
無理に行動しなくても大丈夫です。自分のペースで、必要なときに戻ってきてください。
※本記事の情報は執筆時点のものです。制度・数値・サービス内容等は変更される場合があります。最終的なご判断はご自身でお願いします。
